昼の顔を手に入れる｜昼職への転職ステップと求人の進め方

こんな方におすすめ

・昼職に転職したい
・ホストの経験を活かせる昼職を探している
・転職する上で何から準備すればいいか迷っている

ホストの転職、実際どうなの？

結論：十分可能です。
あなたが夜の世界で必死に磨いてきたスキルは、昼のビジネスシーンでも強力な武器となります。
たとえばコミュ力。
この能力は営業職や販売員をはじめ、人と関わる多くの仕事で評価されます。

昼職で役に立つホストスキル

①コミュニケーションスキル

ホストで身に付くスキルの代名詞は実践的なコミュニケーション能力です。
これはホストの仕事が「さまざまな価値観を持つお客様の感情をしっかり読み取り、そのお客様に合わせた言葉や対応を提供する」ことに特化しているからです。
営業を通して初対面のお客様とも話したり、空気を読む力が自然と磨かれています。
この能力こそが「あなたの売り」のひとつになります。

②細やかな気配りと盛り上げ

ホストの経験を通じて、場を盛り上げるムードメーカーのスキルと、テーブルマナーのような細やかな気配りが身に付きます。
接待などのお酒の席もある昼職では、こういった気配りはたいへん重宝されます。

③時間の管理と行動

・お客様への時間配分
・営業時間外は必要な連絡
時間の管理と行動力が重要なホストの仕事は昼職でも重要になってきます。

ホストの強みが活きるおすすめ昼職

①営業

ホストの自分を売り込む経験がダイレクトに活きる職種です。
業務そのものが人と直接話をし、商品やサービスに興味をもってもらい、最終的に契約に結びつけることだからです。
こういった「売り込む経験・能力」を求めている企業は多いです。

②販売

ホストとして培った「接客力」を最大限に活かせる職種です。
お客さまと直接対話をし、商品やサービスの魅力を伝えるという点で、ホストの仕事と共通しています。
携帯ショップや、車のディーラーなど、未経験の方でも教育体制が整っている企業が多い点も大きなメリットです。

③アパレル

見た目への高い意識がそのまま強みになる職種。
美的感覚やお客様の好みを引き出す会話術など、多くのスキルが共通しています。
実際にカリスマ的なホストがアパレルブランドに参入しているなど成功事例も豊富で、これまで培った感性が無駄にならない職種と言えるでしょう。

④飲食店

ホストも飲食店も、どちらも飲食物を提供するという近い業種であり、接客スキルやお酒・ドリンクに関する知識をすぐに活かせます。
接客業務もあるため、近い業種である飲食店も選択肢として余地があります。

ホスト経験者に人気の定番転職先

転職先は個人のキャリアや資質によって非常に多様ですが、
「学歴不問でチャンスを掴みやすい仕事」を選ぶ傾向にあります。

営業職、特に不動産関連や配送業、工場勤務といった現場の仕事が挙げられます。
過去よりもこれからの意欲と実務を重視するため、キャリアを新たにスタートしたい方に人気です。

また、ホスト経験を活かしBARや飲食店など接客技術が活きる仕事を選ぶケースもあります。
そのほか、エンジニアなどのIT系に思い切って進み、専門スキルを身につける道を選ぶ方もいます。

転職は人生のターニングポイント。
あせらず、じっくりと考え、あなたに合う業種を見つけましょう。

スキルよりも情熱！興味のある分野にいくのも◎

自分の好きな業界、興味のある業界に思い切って飛び込むというのも選択肢のひとつ。
あなたの得意なことでも「やりたくない仕事」だとモチベーションを保つことが困難になるからです。
本当にやりたい仕事であれば、業務に必要な勉強や努力は自然と加速します。

心に従い、後悔のない1歩を踏み出しましょう。

転職を成功させる4つのルート

①転職エージェント

転職活動の方向が定まっていない方や、昼職未経験の方にとって転職エージェントは信頼できるパートナー。転職のプロが
・あなたのスキルを活かせる最適な企業選び
・面接対策
・履歴書のチェック
など、二人三脚でサポートしてくれます。
平均的な給与や休日の日数が分からなくても大丈夫です。
エージェントは相談に乗るのが仕事ですので、効率的で納得感を持って進めるため、積極的に活用してみましょう。

②ハローワーク

地域の企業と結びつきを持つハローワークは、掘り出し物のような他のサイトには載っていないような求人を見つけるチャンスもあります。
公平性を保つという性質上、エージェントのような積極的な求人紹介は期待できません。
ハローワークを利用する場合は「自分で積極的に検索し問い合わせる」というスタンスが成功のカギとなります。

③知り合いの紹介・コネを使う

ホストの仕事で培った「特別な人脈」を活かすのも1つの手。
お客様や同業者のなかには、経営者の方や人事関係の人がいる場合もあります。
こういった人伝いでの転職は、入社後のミスマッチが少なくなるというメリットもあります。

④求人サイト

あなたのペースで転職を探したい場合、求人サイトが便利です。
膨大な数の求人情報の中から自由に比較検討が可能で、夜職からの転職に理解ある企業だけを専門に取り扱うサイトもあります。
これらのサイトを併用することで、あなたの望む企業が効率的に見つけられるでしょう。

よくある疑問

①ホスト経歴の伝え方

ウソにならない範囲で、言い換えるのが最善策。
夜職にマイナスイメージを持つ人がいるため、ホストと書くだけで不採用になることもあります。
かといってウソをつくと後で大変な問題になるため絶対にやめましょう。
ウソをつくと最悪の場合、懲戒処分や損害賠償などにつながる可能性も。
接客業や飲食業と言い換えることでウソにはなりません。
逆にホストの経歴を評価してくれる企業もあります。

②金銭感覚を直すには？

金銭感覚を直すには「お金の使い道」をハッキリ数字で決めておくのが有効です。
「食費は〇円まで」のように上限を前もって決めちゃいましょう。
目標を決めることで無駄遣いが減り、少しずつ感覚が慣れていきます。

③昼職になじめるか不安

夜の感覚を直して少しずつ慣れていけば大丈夫です。
なじめないと感じる多くの原因の多くが、夜の仕事と昼の仕事では常識が全く違うことから生まれる人間関係のすれ違い。
夜では許された言動が昼の会社では「非常識」と受け取られてしまうことも。
昼の会社でのルールやマナーを意識して覚えれば、トラブルを防ぐことになり、なじめるようになります。

特に以下のことに注意しましょう。
・お酒の席で手際よくしすぎない
・カラオケで合いの手を入れない
・声の大きさに気を付ける

まとめ｜転職はエージェントがオススメ

転職に不安が出るのは自然なこと。
この記事でお伝えしたかった3つの重要ポイントを振り返りましょう。

• ・ホスト経験は武器になる
• ・プロの力、エージェントに相談する
• ・やりたいことを優先し、悔いのない選択をする

昼職と夜職とのギャップに最初は困惑すると思います。
迷わないためにもエージェントと相談しながら、
あなたに合う職種を探してみてください。