体験荒らしは意味がない!稼ぎたいなら入店が一番の近道

こんな人におすすめ

1.ホストの体験荒らし(体験入店を繰り返す)で稼げると聞いた
2.体験荒らしをするリスクを把握したい
3.お店に体験荒らしか疑われない立ち回りを知りたい

はじめに:その“ちょい稼ぎ”は、むしろ遠回り

複数のホストクラブで体験入店し、体験料だけを受け取る『体験荒らし』

噂では5万〜20万円ほど貰ったという話もあり、小遣い稼ぎができるのではと思う方もいるかもしれません。
しかしそれは自分自身を追い込むリスクが高いのです。
実際は「体験を切り上げられ減額」「お店の出入り禁止」などのデメリットが濃厚です。
そのため体験荒らしはおすすめできません。
むしろ入店したほうが何倍も稼げる可能性があります!

この記事では、

・体験荒らしとは一体何なのか
・入店する方が稼げる理由
・体験荒らしがバレる原因と疑われない方法
を徹底的に解説します。

※体験入店(体入)とは、一度入店の確定前に試しに体験勤務できる制度のこと

体験荒らしとは何?

いくつもののホストクラブで体験入店を繰り返し、体験料を荒稼ぎする行為。

ほとんどののお店は体入という制度を導入し、1万円前後の体験料を渡すことがあります。

本来は
・お店の雰囲気
・客層や仕事内容
・一緒に働くスタッフ
を確認するためのもの。

しかし、中には入店する気がなく体験料だけを受け取る人もいます。
お店側はせっかくの体験時間もお金も無駄になってしまいます。
そのため、体験荒らしが歓迎されないのは当然なのです。

体験荒らしは意味がない!入店する方が稼げる3つの理由

1.日給保証のある店が増えてきている

日給保証とは、売上が無くても1日の給料が貰えるという保証

給料システムは、基本的に「売上×バック率」で決まる歩合制ですが、もし売上が無いとお給料がゼロになってしまいます。

なので、日給5千円〜1万円(1万円以上の店も)の保証をつける店舗が多くあります。
売上ゼロでも最低限の収入が確保できるため、長い目で見れば体験料より安定的。

売上×バック率(歩合)+日給保証の
システムでお給料が出る店も多いです。

入店してすぐに稼ぐ自信がないと考えている人は、
ホスト求人内容の日給保証をチェックしてみましょう。

2.歩合制だから、頑張った分が給料に直結する

体験料目当てにいくつものお店で体験荒らしをしてもリスクだらけです。
一方で、入店すると「月100万円」「最高年収1億円」という可能性もあります。一般企業で何年も働いてやっと到達する給料も若くして叶う見込みがあるのがホストです。
体験入店を渡り歩くほど、大きなチャンスを捨ててしまうことになります。

3.接客力・会話力が磨かれる

接客力や会話力は自分自身のスキルとして身に付き、今後ずっと使える武器となります。
日々の業務のなかでじっくりと身につく力なので、
体験荒らしを繰り返すだけでは育たず、結局は稼ぎにくい体質のままです。
しっかり稼ぐ近道は、やはり入店をして経験を重ねていくことでしょう。
信用を無くし、大切なものを失うなう危険性もあるためやはりおすすめできません。

補足:平均的な体験数は3店舗ほど

この記事で指す「体験荒らし」と5回~20回と繰り返すケースです。
入店先を決めるという目的で3店舗ほど体験するのは合理的です。
本気で入店したいお店を探したい場合は、3店舗体験してから数店舗追加しても問題にはならないでしょう。
(同じお店で何度も体験できるケースはほとんどないが、一部の店舗で実施している店舗もある)

また、むやみに体験をしていると、交通費や時間、面接準備の負担がどんどん増えていきます。
まずは求人をしっかりチェックし、その中から3店舗を選んで体験→1店舗に決める、が効率的でしょう。

バレたらどうなる?体験荒らしのリスク

・途中切り上げ&体験料の減額(最悪ゼロ)
・エリアの全体で体入不可
それぞれのお店が独立しているように見えますが、
実際はホストクラブ同士のつながりが強いのです。
情報の拡散が速い歌舞伎町やミナミのようなエリアは
グループ同士の連携も密で、
体験荒らしをしている人は情報共有され、面接自体を断られホストで働くチャンスも失う可能性も。

体験荒らしと疑われる原因と対策

よくある“疑われる行動”
・体入の約束や時間を守らない、途中で抜ける
・短期間に同グループで何度も体入する
・やる気が見えない(質問しない、反応が薄い)
・体験料の金額を執拗に聞く/開口一番で聞く

3店舗以上体験入店をしたい場合は上記と逆の行動を心掛けましょう。

疑われない対策は
・やる気をみせる:ハキハキ話す、相槌をしっかりと、メモを取る、元気な挨拶をする
担当者は何人もの体験者を見てきています。
やる気の無さはすぐに伝わるもの。他の店舗での経験があり、ホストクラブのルールについて興味を持っていなければ疑われやすいでしょう。

・体験料の質問は1回で十分:必要な情報を確認して深追いしない
入店をしたいという目的をもっていても体験料は気になります。
質問すること自体は問題ありませんが、何度も何度も確認することは控えましょう。

・約束厳守:やむを得ない変更は必ず連絡
急なトラブルがあった場合は最低限連絡は行いましょう。
連絡もなくすっぽかしてしまうと、体験荒らしと思われても仕方がありません。

・同一グループの体入は回避
どうしても比較したいなら、「なぜAは選ばなかったか」「どんなお店で働きたいか」を自分の言葉で説明できる準備をしておきましょう。

まとめ:しっかり稼ぐなら、入店一択

体験荒らしは、「体験費の減額」「体入できなくなる」などのリスクがつきまとううえ、自分の成長も止めてしまいます。

一方、入店すれば、
・日給保証で最低ラインを確保できて安心
・歩合制で頑張った分がそのまま収入に
・接客力がついて、稼げる人材に

目先の誘惑に流されるほど、大きなチャンスが遠のくのがホストの世界。
体験荒らしのデメリットは先述した通り。

迷っているなら、まずは3店舗に絞って体入→最適な1店に入店。
それが最短で“稼げる自分”になる道です。